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法伝寺ブログ

浄土宗芸術家協会演奏会

大本山増上寺で浄土宗の音楽関係者による演奏会が行われます
歌、ピアノ、尺八、ギター、三絃、筝、三味線、バイオリンなどの多彩な音曲が楽しめます

日時:令和5年6月15日(木曜日) 15:30開演(開場15時)
会場:大本山増上寺 光摂殿 講堂(東京都港区芝公園4-7-35)
交通:JR浜松町駅より徒歩9分、都営三田線芝公園駅または御成門駅より徒歩5分、都営大江戸線および浅草線大門駅より徒歩7分
※入場料は無料です


詳細は主催、浄土宗芸術家協会(電話03-3436-3351)までお問合せください

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弥陀三尊仏掛軸(三幅)

5月に行われました善光寺如来御開帳の際に公開した掛軸です
善光寺上人ゆかりのもので、江戸末期の増上寺御法主の由緒書が裏に添えられています

弥陀三尊掛軸、善光寺上人ゆかり
弥陀三尊とは、阿弥陀仏(中央)、観音菩薩(右側)、勢至菩薩(左側)の仏さまのことをいいます
人間を1人、2人と数えるように、仏さまは1尊、2尊…と数えるので三尊(さんぞん)といいます
ちなみに掛軸は1幅、2幅と数え、こちらは3つあるので三幅(さんぷく)となります

代々伝わってきた掛軸で修復などをしつつ大事にしていますが…
度重なる災害や破損や解読の難しいところもあり詳細が伝わっていません
詳しい方に機会があれば見て頂きたいものです

弥陀三尊仏さまたちは、久しぶりに皆さまにお会いしました

善光寺如来御開帳2023

法伝寺では善光寺ゆかりの善光寺如来を毎年5月5日に公開しています
写真は今年の5月5日に行われた善光寺如来御開帳の様子です

法伝寺善光寺如来御開帳2023
青空に恵まれました(お天気がいいと気持ちいいですね)
本堂には行事の際の幕が張られています(住職と副住職がせっせと張りました)

法伝寺善光寺如来御開帳2023
檀信徒のみなさまと法要を執り行うことができました(みなさまとお会いできることが嬉しです)

今年は同時に期間限定御朱印と善光寺と増上寺ゆかりの掛け軸も本堂にて公開いたしました
来年も楽しんでいただけるような企画をしたいと思っております

法伝寺、明徳まつりについて

2023年の明徳まつりは中止となります。善光寺如来御開帳のみを行います。御開帳の詳細につきましては、4/24のブログ記事の「善光寺如来御開帳について」をご覧ください。
来年度以降の明徳まつりについては未定ですが、再開の際には皆さまのご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

御朱印とは

寺院や神社でいただく御朱印(ごしゅいん)を旅の思い出や参拝の記念として集めている方も多いようです。法伝寺も行徳三十三観音めぐりの第二十二番札所となっているため、たびたび御朱印を頼まれることがあります。

いまでは昔ながらの御朱印だけでなくイラスト付きなどいろいろな御朱印も増えました。最近では、スマホで集める御朱印サービスまで出てきていて、浄土宗が作成したお寺めぐりアプリでもスマホ御朱印なるものが登場しました。

御朱印とは、もともとは亡くなった人の供養のためや功徳を積むために書写した経典を寺院などに納めると授与されたものでした。その「納経」(のうきょう)の証しとして授かる印が朱色であったことから「御朱印」と呼ばれるようになりました。
納経は平安時代末期ごろから盛んに行われましたが、やがて納経の代わりに金銭を納めても御朱印を受ける形になっていったといわれています。

御朱印には「奉拝」(ほうはい)などの言葉が冒頭に書かれていることが多いです。奉拝とは、つつしんで拝むという意味です。
中央には寺院の本尊仏など寺院を現わす代表的なもの言葉が書かれ、寺院の印や本尊を表す印などが押されています。
左側や余白には寺院名や寺院の印や日付などが記されます。
御朱印例
同じ寺院を参拝した際には、同じ帳面があるときはそこに少しずらして印を押す重ね印などの作法を行うこともありました。重ね印を繰り返して、その面が朱色に染まるほどに功徳が大きいといわれていたそうです。

御朱印は寺院に参拝したことを現わし功徳を頂戴した証しともいえるものです。寺院や神社で御朱印を頂くときには、仏さまや神さまに心を込めてお参りをしていただきたいと願っています。


浄土宗お寺めぐりアプリのダウンロードについてはこちらをご参照ください
https://850.jodo.or.jp/app_download/